「不妊治療は疲れます……」そんな話をずっとたくさんの患者様から聞いてきました。
基礎体温、ホルモンや卵胞チェックで、ハラハラドキドキ、一喜一憂する日々。
そして、何より疲れるのが通院です。待ち時間がどこの病院も長いです。3時間待ちは当たり前。ずっと待合室に座り、呼ばれる時を待つのみ。忍耐も必要です。
ずっと座った姿勢で身体を動せず、「待つ」というストレスも加わって、精神的にも肉体的に大きなストレスです。
これでは身体の気や血の巡りが悪化します。特に座るという体勢は下半身の巡りを悪くして
子宮や卵巣にも悪影響です。
しかも、長いこと待って、良いことを言われるだけではなく、あまり芳しくない結果、状態という話になれば、疲れた心と体には余計にきついですよね。元気な状態なら受け流せることも、余計にドーン、ズキーンときてしまします。
患者様たちのお話をお伺いして思うのは、そういった疲れやストレスも、鍼灸治療はカバーできるということです。西洋医学の不妊治療をサポートできるということです。
西洋医学の治療は検査結果を聞き、薬をもらうという治療が大半です。病院に来て元気になって、「あー楽になった」という治療はなかなかありません。
ですが、東洋医学の鍼灸治療は、治療に来れば体や心はその場で随分楽になります。
治療時間も比較的長いですし、先生との距離も近いので、施術中に色々な会話をして不安を和らげることもできます。身体と心をほぐして不妊治療に臨む、ても大事なことです。
追記:「自宅でできるストレスケア」については、以前記したブログ(パクス徒然日記)をご参照ください。簡単にできるケアです。
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