鍼灸の不妊治療と並行して、自宅で手軽にできる東洋医学的なケアに「お灸」があります。
一言にお灸といっても、さまざまな種類があります。
・透熱灸(とうねつきゅう・肌に直接するお灸。チクっと軽い刺激がある)
・知熱灸(ちねつきゅう・肌に直接するお灸。熱さを感じたらすぐ取る)
・隔物灸(かくぶつきゅう・生姜や塩などお灸と体の間にものを置いて温める)
・棒灸(ぼうきゅう・もぐさを棒状に固めて体に直接ではなく、体から数センチ離して温める)
専門用語なので「なんのこと??」と思わるかもしれませんね。
自宅でやっていただく場合は、簡単なものが良いと思います。上記の種類のなかで「隔物灸」というものです。パクスでは生姜を置いてやることがありますが、自宅では毎回毎回行うこともできません、「せんねん灸」など市販のものを使って頂いています。
お灸セルフケア、自宅でこつこつやると体が楽になってきます。疲れにくくなったり、つらい部分が楽になったり。私自身も毎日お灸をしていると、疲れにくく体が楽です。
採卵・排卵前後、移植・タイミング前後、妊娠(陽性判定)後など大切な時期は鍼灸治療+自宅でケアしながらより良い体調管理を目指していきます。
また、様々な事情で頻繁に通院できない方には、自宅でのお灸をメインに時々通院というスタイルをとって頂くこともあります。
お灸の自宅ケアを望まれる方は通院時にお知らせください。お灸女子ライフ楽しんでみませんか?
たかがお灸、されどお灸です。結構いいですよー。
ただ、それが義務になってストレスになっては意味がないので、無理なくできる範囲でやってくださいね。
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