多くの女性は「冷え性」の悩みをお持ちです。妊活中の方のお悩みでよく聞く言葉が「冷え性」(手先・足先・お腹・おしりなど)です。ネットでも「冷え性対策=妊活ケア」という記事がブログがたくさんありますよね。
そんな冷え性にお困りの方に、今回は日常の生活スタイル見直しからできる冷え性対策をお伝えします。
キーワードは、「疲労」「ストレス」「飲食」です。
これは、東西医学共に共通ではないでしょうか。
【疲労】
エネルギーが切れてきたら、体を温める機能も低下します。
・夜更かししない。
・無理しない。
・休めると気は休む。
・今日しなくても良いことは先に延ばす。
・体力を過信しない。
・手抜きできることは手抜きする。
・目を使いすぎない(スマホなど)。
【ストレス】
体が緊張状態にあると、気や血の巡りが悪くなり、温める機能が低下します。
・ストレスを溜め込まない。
・発散できる場(人)を作る。
・嫌なことは吐き出してデトックス。
・散歩など適度な運動、ストレッチ。
・自然の中に身を置いてみる。
・好きなことをする。
【飲食】
食べたものが、血となり肉となります。その源である胃腸を疲れさせるのは良くありません。エネルギー不足や滞りを招き、温める機能を低下させます。
・過食過飲はしない(腹八分で)。
・規則正しく3食を。
・夜遅くの食事は控えめに。
・間食(お菓子の食べすぎ)は控えめに。
・冷たい飲食は控えめに(なるべく温かい飲み物に・生野菜より温野菜)。
・刺激物(香辛料・カフェインなど)はとりすぎない。
・胃腸が疲れているなと思ったときは、温かく消化の良いものを。
以上、思いつくことを書いてみました。
そして、一番大切なことは……
「無理しない」「義務にならない」ということ。
健康のために、アンテナを張りすぎて、疲れてしまっては意味がありません。
夜更かししてしまう日、冷たいものをグーっと飲みたいとき、ネットサーフィンが止まらない日もあるでしょう。そういう時は、無理に守らなくて構いません。
ちょっとぐらいの不健康で、自分を責めることはありません。そちらの方がよっぽど体と心に良くないですから。
そして、後日その「マイナス」分を、自然の中でゆったりしたり、一日ごろごろしたり、温かい消化の良いものを食べたりして、自分を労わってあげてください。
大切なことは、「無理しないこと」「できることをやる」「無理なく続ける」ということ。
もちろん、鍼灸治療も冷え性には有効です。冬はお灸が気持ち良い季節。パクスで心と体をぽかぽかゆるりとしてエネルギーチャージしてくださいね。そして、気持ちのフツフツも話して鍼してデトックスです。
パクスはいつも皆さまの味方です。
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