「食養生」(しょくようじょう)という言葉をご存知ですか?日々食べるものを通して、体調管理や体質改善をしていくという東洋医学的なケアです。
蒸し暑い季節がやってきました。今年はマスクと共に過ごす夏がやってきます。冷たいものが、どうしても食べたり飲んだりしたくなる季節。クーラーで体も冷えます。
でも妊活中の方は、体を冷やすのは、あまりよくないこと。
(参照コラム:冷たいものは、ほどほどに・夏日からくる冷えに枡温灸)
こんな時は、日々の食べ物で、冷え予防や体力アップしてみるのも良いかもしれません。今回は「桃」をご紹介。
桃の旬は夏です。夏が旬の果物や野菜は、夏の暑さケアのために「体を冷やす効能のある食材」(スイカ、キュウリ、ゴウヤなど)が多いのですが、桃は体を温めて体力をつける作用があります。
「あー疲れたな」「冷たいもの食べすぎたな」という時に桃を食べると、「敏感」な方は、視界がはっきりしてパワーがついてくるのが分かると思います。
桃はお高いので、桃缶でも大丈夫です。
ただ注意することは、
・体に良いからと言って、むやみにとりすぎるのは、かえって逆効果。ほどほどにしてください。桃缶で言えば、半個ぐらいを時々とるとよいでしょう。
・冷え症状がなく、暑がりの方、ほてりがある方は、とりすぎると熱の症状が悪化する場合があります。
・血行促進の効果もあるので、出血傾向のある方は、お勧めできません。
以上、食事もバランスよく食べすぎず、その上で、ほどほどな桃生活を楽しんでみてください。
当院サイト、SNS投稿内容、ブログ、コラムには著作権が存在します。
Copyright© pax terrena All rights reserved.