春夏秋冬、気温、湿気、季節の行事(お正月、クリスマスなど特に食が多くなるもの)によって影響を受けて、体の状態は良くも悪くも変化します。
だいたい皆さん同じ変化(反応)となることが多いです。今は、動かないで食べるというお正月休みによる胃腸の疲れとコロナ禍のストレスが心身に影響を与えているようです。
東洋医学では、脈や舌、ツボの反応を診ながら治療を進めていきますが、それらの反応がこのような状態を示す方が多いです。
胃腸が弱るとエネルギー不足や代謝が落ち、ストレスが溜まると気血の流れが滞り、生殖機能にも影響が出る場合もあります。
以前のコラムにも記しましたが、胃腸の弱りとストレスは妊活にも良いことではありません。
鍼灸治療は、影響を受けて「悪くなった」胃腸の疲れやストレスを改善(軌道修正)する治療を行います。
ご自宅でできるセルフケアとしては、胃にやさしい和食中心の食事にする、腹八分にする、適度な運動やストレッチなどが良いかと思います。深呼吸、無理しない、休む、よく噛んで食べる……なども大切なことです。
胃が疲れてるなあ、ちょっと貧血っぽい、体がむくむ、疲れやすい、頭痛・首肩凝りなど首から上の症状が辛くなったなどある方は、お正月休みやコロナストレスの影響が出ているかもしれません。
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