現代人は、考えることとが多く、SNS、ユーチューブ、ゲーム、パソコン作業など目を使うことも多く、東洋医学では気が常に上にある(のぼせやすい)緊張・興奮状態と考えます。
そうなると、上半身の症状(首肩凝り、眼精疲労・頭痛・耳鳴り・不眠)が現れる原因にもなります。
また、妊活中の方にとっては、上半身の過度なエネルギーを使うことで、下半身のエネルギー不足を招くので要注意です。妊活中(特に採卵前後、移植・タイミング・AIH前後、妊娠初期)は気を付けましょう。
まず、できる対策としては、「考えすぎないこと」「見すぎないこと」(ネットを)です。簡単ですが、難しい!いろいろ不安で調べたいことがありますものね。
でも、ちょっと気を付けてください。例えば、20時以降はスマホをみない。30分以上はみない。みた後は、1時間は間隔を空ける……など、「初めてスマホを使う中学生に親が言うような注意」をイメージして、それを守ってみてください。
そして、タイトルにもなった、足裏を刺激すること。
足裏を刺激することで、のぼせ解消、全身の血流アップなどが期待できます。青竹踏み(100均で販売している青竹踏みに似た足裏を刺激するもの)などを使ってみてはどうでしょう。
頭がすっきりして、体がポカポカしてきます。お試しあれ。
【注意事項】
・刺激過多にならないようにしましょう。1回で5分ほどが良いでしょう。頻回ではなく、朝・昼・夜・就寝前など少し時間を空けてください。
・妊娠初期、着床時期以降は避けてください。その場合は、足湯(下記参照)などで足を温めてあげてもよいかと思います。
・義務にならないように、楽しく、できる範囲でやってみましょう。
以上、無理のない範囲でセルフケアをしてみてください。もちろん、鍼灸治療も有効です。
参考:足湯について
少し熱いぐらいのお湯に足をつけてのんびりと、額にうっすらと汗をかくぐらいの時間(約10分程)がおすすめです。足湯の後や中休みで足の裏や甲をもみもみしてあげると気持ち良いです。血行もよりアップします。
時間が空いたときに、雑誌を読みながら、テレビを見ながら・・・、“ながら”でできるから負担にもなりません。女性ホルモンに効能がある精油(ゼラニウム・イランイラン・カモミール・ラベンダーなど)やお好きな精油を数滴垂らすとのも良いでしょう。
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